「教育を何とかしたい」という方に、日本でたくさん出会った。だがイス取りゲームの音楽が止まったことに気付かず、理想論を語る人がほとんどだった。音楽が止まってからどのイスを狙うかを考えようとする、平和ボケした人がほとんどだった。

だが音楽は止まってしまい、シリコンバレーの雄たちにスタートダッシュを切られたのが現状なのである。

人付き合いが苦手な人に対しては、「人ともっと積極的に交流しろ」というより、「人と極力と係わらないでも、ちゃんとメシを食えて生活できる方法を模索しろ」と言う方が方向性としては正しいような気がする。

石巻市内の各地点での津波データは公開されていない。そこで彼は石巻市役所に掛けあって、そのデータを入手した。もらったのは紙に印刷されたデータ。それを彼は1日半かけて自分でデジタルデータとして入力した。

東北Tech道場の成果発表会で私は彼に次のようにアドバイスした。

「アプリとデータを分離して、データをオープンデータとして公開してみよう。それにより、誰かが別の地域に対応したデータを用意して、あなたのアプリは石巻限定で無くなるかもしれないし、逆にあなたの石巻のデータを使った別のアプリを開発する人が出てくるかもしれない」

オープンデータとは結局はこういうことなのだ。

「この先、どうなるんだろう?」という不安を解消するためには、

「これからどうしていこう?」と考える他ありません。


人によっては、社内に対して技術文書がんばって書いたって全然読まれないしフィードバックも来ないからってんで、勉強会とかで気合いいれた資料作って発表したほうが楽しいって人も多いだろうな。それが回り回って Google/Twitter経由で社内に広まるという皮肉。